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ペイブリッジは、広告業界に特化した資金調達(支払い代理)サービスです。
ペイブリッジで資金調達を行う仕組みや、契約までの流れ、口コミでの評価を解説します。
会社名(屋号) | ペイブリッジ |
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運営会社名 | 株式会社トップ・マネジメント |
所在地 | 東京都千代田区鍛冶町1-4-3竹内ビル2F |
設立 | 2009年4月21日 |
資本金 | 5,000万円 |
代表者名 | 大野 兼司 |
連絡先 | 電話番号:03-3526-2007 FAX: 03-3526-2006 |
営業時間 | 電話:9時~19時 メール:24時間対応 |
休業日 | 土曜・日曜・祝日 |
ペイブリッジの資金調達サービスとは?
ペイブリッジの資金調達(ファクタリング)サービス概要は、以下の通りです。
資金調達スピード | 最短即日 |
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手数料 | 5%~ |
対応サービス | 3社間ファクタリング 2社間ファクタリング |
主な取引銀行 | 三井住友銀行,三菱UFJ銀行 |
対象債権 | 事業者に対する売掛金全般 |
ファクタリングで請求書を即現金化
広告業界では、請求書の発行から入金日まで、平均2~3ヶ月を要します。
ペイブリッジでは、ファクタリングという仕組みにより、請求書の入金日を最短1日に短縮することができます。
ファクタリングとは、債権回収の権利をペイブリッジに対して売却することで、その買取り額が即時入金される仕組みです。
融資とは異なり返済の義務はなく、万が一取引先が倒産して債権回収が不可能になっても、自社に請求(償還請求)されることはありません。
創業から8年で5,000件以上の取引実績
ペイブリッジを運営する「株式会社トップ・マネジメント」は、創業以来5,000件以上の実績がある会社です。
広告業界の他、以下のような業種別ファクタリングも行っており、豊富な経験と取引実績は信頼に値します。
- 工事請負代金債権ファクタリング
- トラック運送業ファクタリング
- 製造業ファクタリング
- 雑貨卸売、小売業ファクタリング
- 人材派遣業ファクタリング
- 歯科診療報酬債権ファクタリング
「株式会社トップ・マネジメント」は「東京商工会議所」の会員資格を持っています。
東京商工会議所は、東京都区部で経営支援や地域振興活動を行っている民間の経済団体で、設立から100年以上の歴史があります。
東京商工会議所の審査を経ているため、安心できるファクタリング会社と言えるでしょう。
最大95%の買取り率
ペイブリッジのファクタリング手数料は最低5%に設定されており、請求書の額面を最大95%まで現金化できます。
(審査状況により、手数料は異なります。)
ファクタリングと手形割引の違いは?
広告業界の資金調達手段としては、従来は手形割引が多く利用されてきました。
手形割引とは、手形(請求内容を証明する書類)を支払期日前に銀行で換金する方法です。
ファクタリングと同様に手数料はかかりますが、入金サイクルを大幅に短縮できるという点では、共通したメリットがあります。
しかし、手形割引をファクタリングと比較すると、実はデメリットが多いのです。
入金までの期間
手形割引の入金までの期間は、平均で5日~7日かかります。
一方で、ファクタリングは書類が揃ってさえいれば、申込みから最短1日で入金されるのが大きなメリットです。
取引形態の違い
ファクタリングは「債権売却」という売買取引なので、融資には該当せず、資金調達後は返済の義務がありません。
手形割引の場合は、手形を担保にした「借入れ」なので、銀行に対して必ず返済する必要があります。
手数料の違い
手形割引は融資なので、手数料は年利で計算され、これを「手形割引率」と呼びます。
例えば、地方銀行などの普通銀行における手形割引率は、平均で2~3%です。
その他、都市銀行や信用金庫、信用組合など、手形割引を扱う金融機関によって手形割引率はやや異なりますが、最低1%~最大5%の範囲が目安です。
手形割引率は、どの金融機関で申込むのかに加え、手形割引を申込む企業の信用情報によって変動します。
金融機関の審査は厳しいので、赤字経営や債務滞納といった理由で、手形割引の利用自体ができない恐れがあります。
ファクタリングの場合は、融資と異なって年利計算は行われず、変動がなく分かりやすい手数料が設定されています。
例えば、ペイブリッジのような民間ファクタリング会社の場合、手数料は平均3~10%になります。
銀行でもファクタリングを取り扱っていることがあり、1~3%と安い手数料で申し込めます。
ただし、手形割引と同様に金融機関の審査は厳しいので、経営状態が悪くても利用できる民間ファクタリングがおすすめです。
ファクタリングの取引形態によって、手数料は大きく変わります。
2社間ファクタリングは5%前後の手数料で利用できることが多いですが、3社間ファクタリングは10%を超えることがあります。
これは、各取引形態のリスクの大きさによる違いです。
2社間ファクタリングは、ペイブリッジと債権保有企業の2社のみで契約を締結し、取引先に対して秘密裏に資金調達を行います。
しかし、取引先の同意がなく、債権の支払いは間接的に行われるため、債権回収のリスクは上がります。
信頼性が高い企業の売掛債権を保有していれば、審査の結果、手数料が安くなる可能性はあります。
利用限度額の違い
手形割引の利用限度額は、手形の信頼性や企業の信用情報を審査の上で決定されます。
ファクタリングと大きく異なっているのは、審査は取引先(請求先)に対してではなく、手形を保有する企業に対して行われる点です。
このため、例え信用性の高い手形を保有していても、自社の経営状態や債務状況次第では、限度額が大きく制限される可能性があります。
一方でファクタリングでは、会社の経営状況に関わらず、基本的に債権額の分だけ取引を行うことができます。(実際に調達できるのは、債権額から手数料を差し引いた金額です。)
ファクタリング会社によって下限利用額・上限利用額の設定が異なり、最低50万~最高1億円までが平均的です。
(取引先1社ごとに上限が設定されている場合もあります。例えば、1社につき1,000万円まで、合計で5,000万円まで、といった設定も見かけます。)
各社で定める範囲を超えなければ、保有する債権額に応じた資金調達を行うことができます。
個人事業主・フリーランスでも利用できる
ペイブリッジでは、以下のような広告関連業であれば、法人・個人を問わず利用できます。
- 広告代理店
- 広告プロダクション
- 印刷業
- ウェブデザイナー
- グラフィックデザイナー
- カメラマン
- コピーライター
- イラストレーター
また、広告事業がメインではなくても、広告に関連する部門のある会社ならサービスを受けられます。
ペイブリッジの資金調達の流れは?
ペイブリッジの資金調達サービスは、「売掛債権売買契約」という取引による、売掛債権の買取りサービスです。
経済産業省中小企業庁でも、売掛債権を活用した資金調達方法として、「売掛債権担保融資補償制度」を創設し、普及を促進しています。
ですが、ペイブリッジのファクタリングは、担保融資とは異なり、金利が一切発生しません。
ペイブリッジのファクタリングは、2社間取引・3社間取引の両方に対応しています。
それぞれの取引の流れは、以下の通りです。
2社間取引
クライアントや広告代理店には、利用が知られない取引です。
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①クライアントに対して、請求書が発行されます。
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②ペイブリッジと売掛債権売買契約を締結します。
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③最短即日で、ペイブリッジから債権の請求金額(手数料分を除く)が支払われます。
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④クライアントから入金された請求額を、ペイブリッジに対して支払います。
3社間取引
取引先の同意を得た契約により支払いリスクを抑え、高額買取りが可能な取引です。
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①クライアントに対して、請求書が発行されます。
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②ペイブリッジとクライアント、自社の3社間で、売掛債権売買契約を締結します。
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③最短即日で、債権の請求金額(手数料分を除く)が、ペイブリッジから支払われます。
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④クライアントからペイブリッジに対し、請求額が支払われます。
ペイブリッジのファクタリングの申込みから資金調達までの流れは、以下の通りです。
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①ペイブリッジに問い合わせ・相談を行います。
公式サイトの申込みフォームまたは、メールアドレス(info@t-pb.com)から問い合わせましょう。
営業時間内であれば、電話(03-3526-2007)からも連絡できます。
申込み時には、以下の情報を伝えましょう。
・メールアドレス
・電話番号(携帯電話も可)
・会社名(屋号)
・会社代表者名
・会社住所
・請求書の枚数と金額
・連絡可能な時間帯
・問い合わせ内容の詳細 -
②折返し、ペイブリッジから申込み内容・問い合わせ内容の確認連絡があります。
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③面談により、詳細な打ち合わせと審査を行います。
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④審査を通過後、ファクタリング契約を締結します。
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⑤売掛債権の請求金額が、契約から最短即日で入金実行されます。
ペイブリッジの注意点・デメリットは?
ペイブリッジのファクタリングサービスを利用する上で注意してほしいのが、手数料の上限が明確ではないことです。
また、2社間取引の手数料は10%を超えることが多いので、最低手数料5%という設定は、3社間取引の場合を想定していると考えられます。
申込みの前に、まずは電話やメールで具体的な手数料の見積もりを確認しておきましょう。
ペイブリッジの口コミでの評判は?
ペイブリッジは広告業界で実績のあるファクタリング会社ですが、実際にどのような企業や事例で利用されているのでしょうか。
また、利用者からはどのような点が評価されているのでしょうか。
ペイブリッジの利用事例から、口コミによる評価を確認しましょう。
ミスによる損失を挽回できました
あるクライアントにDM・カタログを納品した後で、重大なミスが発覚してしまい、責任を取ることになりました。
制作費用の支払いが2倍になってしまい、請求額も減額され、取引存続の危機に陥っていました。
当初は銀行からの借入れで凌ぐことも考えましたが、金利を無駄に支払うのも嫌で、躊躇していました。
広告業界で評判の良いペイブリッジに問い合わせると、他社への請求書を活用して資金調達ができることを知り、すぐに申込みました。
約200万円の支払いを、期日までに無事に支払うことができ、感謝しています。
これからもピンチのときには、お世話になりたいと思います。
高額な前払いの発生に対処できました
GWのキャンペーン期間中に、ある商品のPRでノベルティの制作を請け負いましたが、700万円ほどの高額な前払い費用が発生しました。
クライアントからの入金までは2ヶ月あったので、前払い費用を支払うことができず、悩んでいたときにペイブリッジに相談しました。
おかげで無事に仕入れができて、納品を間に合わせることができました。
突然のトラブル発生時に助けてもらいました
特殊紙を用いたパンフレット制作を請け負った際に、直前になってクライアントからスケジュール延期の連絡がありました。
すでに大量の部数の特殊紙を購入した後で、他に流用もできなかったので、途方に暮れていました。
ペイブリッジを同業者から教えてもらったのがきっかけで、なんとか損失を回避できました。
外注費の支払いに間に合いました
長い付き合いのあるクライアントに、当月の請求を来月まで延ばしてほしいと言われ、断ることもできず困っていました。
やむを得ず、外注スタッフに支払いを待ってほしいと交渉しましたが、今後の取引に悪影響が出そうになり、慌てて調達に走りました。
しかし、どこに行っても借入れを断られてしまい、危機的状況に陥ったとき、知り合いからペイブリッジを紹介されました。
今回の状況はクライアントの責任でもあったので、3社間ファクタリングに同意してもらい、手数料を低く抑えることができました。
10日後には、外注費160万円の支払いを無事に済ませることができ、感謝しています。
以上が、ペイブリッジのファクタリングの利用事例です。
広告業界で評価が高いというのは、本当のようです。
スケジュールの変更やミスに対して、迅速かつ柔軟な対応が求められるケースでも、ペイブリッジのファクタリングは最適な手段と言えるでしょう。
最低利用額・上限額は明確に記載されていませんが、口コミでは平均で数百万単位から利用されていることが伺えます。
資金調達のスピードに関しては、時間のかかる3社間ファクタリングでも、スピーディーな対応が高く評価されています。
広告事業を営んでいる企業であれば、ペイブリッジはいざという時に安心して任せられる会社ではないでしょうか。